ジョアン・ミルと共に獲得した前回の表彰台は、スズキ全体の作業の積み重ねの成果だと語るアレックス・リンス。連戦が続くシーズン中に右肩の完全回復は難しいようだが、少なくとも痛みは感じないとのこと。
肩の状態は100%だとは言えない
アレックス・リンス
「ジョアンと2人で表彰台を獲得できた事は本当に特別な出来事でした。これは今自分たちが行っている作業から得られた結果ではなく、Team SUZUKI ECSTAR(チーム・スズキ・エクスター)、そしてスズキのエンジニアたちがMotoGP参戦から継続して行ってきた作業の成果なんです。」
「肩の状態は100%に近くなったと言えますが、まだ完全に復調したとは言えないと思います。痛みを感じないのは良い事ですが、本来ならばこの怪我の回復には3ヶ月程度はかかると言われています。それを今シーズンは休みなく走ってきているわけですからね。」
「バイクをライディングする上でも、右腕の筋力が少し足りないと感じています。今シーズンを終えた後にフィジカルをしっかりと元の状態に戻し、来年は完璧な状態でシーズン開幕を迎えたいと思います。」
(Source: suzuki-racing)
(Photo courtesy of michelin)