2021年にジョナサン・レイとアレックス・ロウズは新しい武器を手に入れる。2021年のFIM スーパーバイク世界選手権(SBK)でライダー達が使用するのはアップデートを施されたZX-10RRだ。エンジン出力は201馬力ながらEuro5に適合。エアロダイナミクスを向上したフロントフェアリングとシャーシが新しくなっている。
カワサキ WSBKベース車両となる2021年型ZX-10RRを発表
カムシャフトは新型で、新しくなったインテークとエキゾーストバルブスプリングも新型だ。チタン製のコネクティングロッド、ピストンも新型になっているようだ。これらの改変によって、最高回転数は500回転上昇。ピーク域での出力も向上している。
カワサキ WSBKベース車両となる2021年型ZX-10RRを発表
ホイールはマルケジーニによるアルミ製で、タイヤはPIRELLI(ピレリ)ディアブロ・スーパーコルサSPタイヤを装備する。FIM スーパーバイク世界選手権(SBK)ベース車両として、販売されるのは全世界でわずかに500台となる。なお、価格は$28,999(※約303万)だ。

2021年型ZX-10RRの特徴

・新型エアロダイナミクスボディカウル
・新型電子クルーズコントロール
・新型インテグレーテッド・ライディングモード
・新型パワーモードセレクション
・新しくなったLEDライト
・新型オールデジタルTFTカラーインストゥルメントパネル

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(Source: Kawasaki)

(Photo courtesy of Kawasaki)