走行中にチームメイトのトビー・プライスの救護活動を行いタイムを失ったサンダーランドは、ステージを4位で終えた。しかし彼自身も走行中に岩にヒット、転倒したことでロードブックの固定が出来ずナビゲーションがない状況での走行となった。大きな怪我、大きなバイクの破損がなかったのは不幸中の幸いだったと言えよう。
大きな岩に当たって転倒してしまった
サム・サンダーランド(ステージ9:4位/総合:3位)
「間違いなく今日は大変な1日でした。良いスタートから走り出しましたが、ハンドリングもナビゲーションもトリッキーなステージでした。走っていると地面に倒れているトビーと救護しているブラベックが目に入りました。ヘリが到着するまでトビーの救護活動を行い、再び走行を開始しました。トビーの救護から100kmほど走ったところでロードブックに目を落としたところ岩にヒットしてハンドルバーを飛び越えて転倒しました。」
「大きな転倒でしたが、幸運にも酷い怪我がなかったんです。しかしこれでロッドブックタワーが壊れてしまい、その後は全くナビゲーションが出来ない状況でした。他の選手の後を追うことでステージを完走出来ました。しかし他のライダーを追って走るのは難しいですね。チームにとってもタフな1日でしたが、これもダカールで常にチャレンジが降り掛かってくるものです。明日は再びリズムに乗って走行したいですね。」
(Source: KTM)
(Photo courtesy of KTM)