ルーピングステージとなったステージ9はKTMにとってタフなステージとなった。トータル距離は579kmのステージでリエゾン109km、スペシャル465kmとなり、ステージに総合3位で挑んだサム・サンダーランドはスペシャルを4番手で走行開始、5個目のチェックポイントまで残り5kmとなった時点で、サム・サンダーランドは激しく転倒して怪我の治療が必要なトビー・プライスの救護にあたった。
レッドブル・KTMファクトリー・レーシング トビー・プライスが鎖骨を骨折しリタイア
トビー・プライスは鎖骨を骨折しており、これ以上の走行を続けることは叶わず、今年のダカール・ラリーをリタイアすることとなる。なお、サンダーランドはプライスがヘリで運ばれるまで付添い、その後のステージの走行を進めた。現在サンダーランドは総合順位で、モンスターエナジー・ホンダのライダー達を追っている。

(Source: KTM)

(Photo courtesy of KTM)