アレックス・リンス最近リンスは新しくなった練習用のGSX-R1000(Susie)を披露しているが、MotoGPマシンにある程度近いGSX-R1000とは言え、全く違う乗り物であることは変わりなく、市販車で練習をすることがどの程度アドバンテージになるのかわからないと語っている。また、開催スケジュールに断続的に変更が入る2021年シーズンは、2020年同様に奇妙なシーズンとなることを予想している。
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開幕戦がどこで開催されるか、なんとも言えない状況

アレックス・リンス

「正直なところ開幕戦がどこで開催されるのかわかりません。2021年も妙なシーズンとなることは間違いないでしょう。マレーシアでテストが出来ませんでしたから、今はカタールのテストを楽しみにしているわけです。昨年はレースが出来なかったのでカタールで走るのが本当に楽しみなんですよ。ただ、カタールでレースが出来なければ、ポルトガルでレースをすることになるんでしょうね。」
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「最近は市販車のGSX-R1000で練習をしていますが、MotoGPと全く異なる車両ですからアドバンテージになるかというと難しいです。モトクロス、ダートトラック、スーパーモタード、ミニバイク、ゴーカートなどいろいろ試していますけどね。確かにR1000が最もMotoGP車両に近い練習が出来ますが、異なる乗り物であることは間違いありません。300km/hで走行するアドレナリンを与えてくれることは間違いありませんが、純正のダッシュボードでは299km/hまでしか表示してくれませんしね。」

(Photo courtesy of michelin)