タイ国内の報道によると、タイ政府は今年10月10日に予定されているMotoGP タイGPの開催中止を決定したようだ。2021年のMotoGPは既にアメリカとアルゼンチンの延期、カタールでの2連戦に続く3戦目としてポルトガル戦が予定されているが、10月3日の日本GPから予定されているアジア、オセアニアラウンドの中でタイが欠けることとなる。
現在ドルナスポーツからの正式発表はないが、近いうちにタイGPの中止、それに伴う新しい暫定開催カレンダーがアップデートされるはずだ。
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2021年も開催スケジュールどおりに開催は難しいと予想されており、Moto2、Moto3のプレシーズンテストがカタールで開催されると発表されたものの、開催まではまだ1ヶ月あるわけで、その間に再度開催スケジュールに変更が加えられる可能性もある。
現在の暫定スケジュールは年間19戦だが、第16戦として予定されていたタイGPが中止となったことで、現時点で年間18戦、さらに今までリザーブドサーキットとなっていたロシアのイゴラ・ドライブがリザーブドではなくなり、今までリザーブドサーキットだったポルトガルが第3戦となったことで、残るリザーブドサーキットはホモロゲーション取得予定のインドネシアのマンダリカ・ストリート・サーキットのみとなった。
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チェコGPでの世界選手権開催は当面難しいと、ブルノサーキットが発表していることもあり、おそらく2021年のMotoGPは年間18戦で開催される、もしくは2020年のようにダブルヘッダー(2連戦)がどこかのサーキットで追加となる可能性もあるだろう。2021年の開幕まで、スケジュールについてはまだまだ変わる可能性がありそうだ。
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(Photo courtesy of michelin)