マルク、ホンダ両者の信頼の強さ
スペインメディアAS.comの報道によると、マルク・マルケスは2020年にMotoGP世界選手権に参戦したのは、実質的に開幕戦1戦のみであったため、ホンダ側に2020年分の年俸(契約金)の受け取り辞退を伝えたが、ホンダ側はマルケスからのオファーを断ったようだ。
マルケスはホンダと2024年までの契約を結んでおり、当時既存の2年契約ではなかったことで大きな話題となった。2020年は開幕戦となったスペインGPで転倒、右腕上腕骨を骨折し、その後度重なる再手術〜リハビリで現在も復帰の目処が立っていない。
[adchord]
マルク・マルケスとホンダの絆の強さは疑う余地もないが、今回のマルク・マルケスからの2020年分の年俸(契約金)受け取り辞退のオファーは、ホンダ経営陣からすれば嬉しい提案であり、それをホンダが断ったことも含め、両者の信頼・結束はさらに強まったはずだ。
なお、カタールで開催されるプレシーズンテスト、開幕戦へのマルク・マルケスの参加は難しい見込みで、ポル・エスパルガロとステファン・ブラドルが2021年型のRC213Vを操縦することになりそうだ。
(Photo courtesy of michelin)