2024年までに10車種を投入
あのBuellが復活を遂げる。Buellは燃料をメインフレームに、オイルをスイングアームに搭載する独自の構造で話題となったXBシリーズ以降に会社経営が傾き、様々な企業に買収された後にまたしても経営破綻。2017年に設備機械などを売払い完全に消滅したと思われていた。
しかし今回のプレスリリースによるとEBR(エリック・ビューエル・レーシング)モーターサイクルがBuellブランドを2020年初頭に取得、Buellは完全復活を遂げ、2024年までに10車種を投入するという意欲的な計画だ。
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HPに掲載があるモデルとしては、2023年までに登場が予定されている185馬力のスポーツツーリングモデル(1190 Super Touring)、スーパースポーツモデルの1190RX、1190RXのネイキッド版である1190SXなどだ。なお、1190RXと1190SXは前進のEBR時代からのラインナップとなる。
なお、今回の新生Buellに創業者のエリック・ビューエルは一切関わりがなく、EBRを買収したリキッド・アセット・パートナー(LAP)が主導して始まったものだ。創業者エリックが生み出したような独創的なバイクが生み出されるかは未知数と言える。
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Buell CEO ビル・メルヴィン
「素晴らしいパフォーマンスを誇るモーターサイクルと共に、Buellの復活を宣言出来ることが大変嬉しいです。我々はアメリカ最速のモーターサイクルを、アメリカ国内でハンドメイドで作っていきます。」
[adchord]「既存のプラットフォームをツーリング/アドベンチャーモデルに適用し、その先は世界市場を見据えて排気量の幅を広げていきます。再び情熱的なBuellの世界を広げていきたいと思っています。」
(Source: Buell)
(Photo courtesy of Buell)