4月17日、18日に開催が予定されていた世界耐久選手権(EWC)の2021年開幕戦、ル・マン24時間耐久ロードレースの延期が決定した。
医療スタッフ、地元警察、ル・マン24時間耐久のオーガナイザーであるフランス西部自動車クラブ、FIM、プロモーターのユーロスポーツイベントは、地元の医療状況を鑑みて、選手やスタッフに十分な医療体制を提供出来ない可能性あるとして今回の延期を決定。
2021年シーズン中にル・マン24時間耐久を開催すべく、オーガナイザー、FIM、プロモーター達は、延期後の日程確定に向けて奔走している。延期後の日程については10日後にアナウンスされる。
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フランス西部自動車クラブ ピア・フィヨン
「ル・マン24時間耐久のキャンセルは厳しい決定でした。残念ながら現在のパンデミックの状況下においては、レースに開催は難しいと判断したわけです。医療従事者は昨年から厳しい環境で仕事を続けていますからね。今後レースの延期後に日程について話し合っていきます。」
ユーロスポーツイベント フランコイス・リベイロ
「ライダーに十分な安全を提供出来ることが何よりも重要です。そして現在、これから先数週間も医療現場の状況は24時間耐久を開催出来る状況ではありません。フランス西部自動車クラブと共に、ル・マンで世界耐久選手権(EWC)を開催するために作業を続けます。」
(Source: EWC)
(Photo courtesy of EWC)