MotoGP2021 ポルトガルGP 予選6位マルク・マルケス「何かを学ぶならチャンピオンから学ぶのが一番」FP1から驚きの速さを発揮したマルク・マルケスは、9ヶ月ぶりに乗ったMotoGPバイクで予選6番手を記録した。明らかに腕が本調子で無いのは明らかで、連続したプッシュ、ロングランはほとんどしていない印象だ。予選ではジョアン・ミルを追ってMotoGPマシンの走らせ方を再び学習していたようで、復帰早々にこうした心理戦を仕掛けるあたりも、流石はマルク・マルケスだ。[adchord]

まずは完走が目標

6位 マルク・マルケス 1’39.121/32.3km/h

今朝目覚めた段階で体全体が疲れていましたが、特に腕が疲れていました。FP3からQ2にダイレクトに進出したいと思っていましたが、やはり難しかったですね。バイクのセットアップとライディングスタイルを変えてフィーリングが改善して、予選6番手からのスタートになります。しかしレースは長いですから、自分達のペースを考えると現実的な位置ではありません。」

走行を続けていくと力が入らなくなっていくので、まずは完走が目的ですね。この状況ではレースを楽しんで走るのは難しいでしょう。今までは楽しめればと思っていましたが、昨日走行を終えた段階で、体が実際に感じている通りのフィードバックが帰ってきました。」
MotoGP2021 ポルトガルGP 予選6位マルク・マルケス「何かを学ぶならチャンピオンから学ぶのが一番」
「今回は基本的に一人で走っていましたが、予選からは他の選手の助けを借りました。これだけバイクから離れていましたから、新品タイヤの使い方、プッシュするタイミングなどがわかりません。ですから現チャンピオンのジョアン・ミルの後で走行しました。何かを学習するならチャンピオンから学ぶのが最高であるのは当たり前でしょう。今朝は機能からバイクを変更していません。その後方向性に関する話をしてセットアップを進めています。」

(Source: HRC)

(Photo courtesy of michelin)