10番グリッドからスタートし、3番手でレースを終えたジョアン・ミル。いつもどおりの追い上げ、レース後半に強みを発揮したが、予選内容の改善、そしてホールショットデバイスの登場が待ち望まれる。逆にシーズン後半にこの部分が改善出来ていれば、チャンピオンシップ争いに絡む可能性も高いだろう。
シーズン前半はかなり苦戦した
ジョアン・ミル
「今日はこれ以上の走りは出来ませんでした。今日のゴールは表彰台獲得でした。スタート前は厳しいゴールだと思っていましたが、本当に嬉しいですね。今回はスタートが非常に良かったですね。Ducatiを抜くのは本当に大変で限界でプッシュしなければ無理です。ですから、ジャックには接触してはいませんが、ブロックパスをするしかない状況でしたので申し訳ないと思います。」
「ですから状況を改善するためには、バイクのスピードの改善をさらに進める必要がありますね。シーズン前半は想像していたよりも大幅に苦戦しました。今回表彰台を獲得出来たのはチームにとって大きなブーストになりますし、懸命な作業に報いる結果だと思います。シーズン後半に関してはスターティングデバイスの開発が急務だと思います。」
「ポールポジションを獲得することはありませんが、その代わりにレースでは何人ものライダーをオーバーテイクしています。シーズン前半に一体何人のライダーを抜いたかわかりません。しかし望んでこのステータスでいるわけではないんです。間違いなく予選の改善が必要でしょうね。」
(Photo courtesy of michelin)