打倒ホンダに燃えるレッドブルKTMファクトリーレーシングが始動
レッドブルKTMファクトリーレーシングのマティアス・ウォークナー、トビー・プライス、ケビン・ベナビデスの3人は、ダカールラリー前のシェイクダウンを終え、PCRテストの結果が陽性となっていたダニーロ・ペトルッチも、追加検査の結果でダカールラリーへの参戦が許可された。
今年で44回目となるダカールラリーは3年連続で中東での開催となり、総走行距離8,106kmで行われる。初日のステージは今日1月1日からスタートとなり、ステージ1Aと呼ばれ19kmの短いSS区間が用意される。これから続く長いレースに備えての肩慣らしとなるステージだ。2日のステージ1Bは514kmのループステージ。SS区間は333kmとなる。その後は8日まではレースが続き、8日にレストデーを迎える。
マティアス・ウォークナー
「シェイクダウンが終わり、ここサウジアラビアでバイクに乗ることができて本当に嬉しいです。この数カ月間の集中力と努力が実を結び、大きなレースのスタートが近づいています。2週間近く乗っていなかったので、最初は少し違和感があったものの、すぐに慣れて様々なセッティングを試すことができました。短いセッションのなかでできる限り多くの距離を走るように心がけましたが、すべて順調でした。今はレースが始まるのを楽しみにしています。」
トビー・プライス
「今日のシェイクダウンはとてもうまくいきました。レッドブルKTMのマシンはとても調子がいいし、レースが待ち遠しいですよ。レースは砂漠の中の12日間で、例年通りとてもタフなものになりそうです。安定した走りを心がけ、良いポジションでレストデーを迎え、2週目はどうなるかを見極めたいですね。」
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ケビン・ベナビデス
(Source: KTM)
(Photo courtesy of KTM)