スズキは650ccのVツインエンジンを搭載、伝統的な外観を取り入れたネオレトロのロードスポーツバイクであるSV650X ABSを令和2年国内ガス規制に対応して1月26日より発売する。SV650X ABSはスムーズな出力特性や高い操縦性を特長とする、645cm3 V 型2気筒(Vツイン)エンジンを搭載したスリムで軽量なロードスポーツバイクSV650 ABSをベースに、カフェレーサースタイルの個性的な外観に仕上げた。
ヘッドライトカウルやセパレートハンドル、タックロールシートを装備したスポーツカスタムの要素を取り入れ、カフェレーサースタイルの雰囲気を盛り上げるレトロな印象のデザインが特徴だ。ヘッドライトの下にはオプションでフォグランプを装着可能となっている。
主な変更点
エンジン・車体
・ 645cm3水冷 90°V 型2気筒エンジン
・ スズキ独自のSCEM(Suzuki Composite Electrochemical Material)メッキシリンダーを採用。 フリクションの低減と、高い放熱性、耐摩耗性、気密性を確保。
・発進時や低回転走行時に、エンジン回転数、ギヤポジション、スロットル開度等の情報を用いて、エンジン回転数をわずかに上げる「ローRPMアシスト」を採用し、発進・停車を繰り返す市街地走行などでの操作性を向上。
・スリムで軽量な車体(装備重量199kg)により、街乗りからツーリングまで幅広い走行条件において、軽快で優れたハンドリング性能を実現。
・異形対向4ポットフロントブレーキキャリパーを採用し、直径290mmのフロントダブルディスクと、直径240mmのリヤシングルディスクと共に、強力な制動力とスムーズなブレーキ操作性を発揮。
デザイン・装備
・レトロな印象の、カフェレーサースタイルの個性的な外観。
・左右のスリットでアクセント付けしたヘッドライトカウル
・カフェレーサースタイルを強調するセパレートハンドル
・シート座面を立体感のある仕上がりにしたタックロールシート
・車体色は、黒「グラススパークルブラック」を設定。
・プリロード調整式のフロントフォーク。
・黒色のレバー、フットステップおよびペダルを装備。
・ヘッドライトの下にオプションでフォグランプを装着可能。
・スタータースイッチを押し続けずにワンプッシュするだけで、ECMがスターターモーターを回転させてエンジンが始動する「スズキイージースタートシステム」を採用。また、
ニュートラル時はクラッチレバーを握らなくても始動可能とした。
・前・後輪に取り付けられたホイールスピードセンサーにより各車輪速度を検知し、ブレーキの効きを自動的にコントロールして車輪のロックを一定範囲内で防ぐABSを標準装備。
(Source: 株式会社スズキ二輪)
(Photo courtesy of 株式会社スズキ二輪)