モンスターエナジー・ヤマハ(Monster Energy Yamaha)のマッシモ・メレガッリは、セパン、インドネシアでのテストを終えて、いよいよカタールに向けて明確な判断を下すことが出来ると語る。今回モンスターエナジー・ヤマハ(Monster Energy Yamaha)陣営は、セパンで感じた方向性をマンダリカでも感じることが出来たようだ。
とは言え、ライバルと比較するとエンジンパワー、立ち上がりの加速面での差は縮まってはいないように見え、ファビオ・クアルタラロも予選でとにかく前からスタート出来るようにしなければまずいといったコメントをしている。カタールでディフェンディングチャンピオンのファビオ・クアルタラロはどうDucatiを迎え撃つのか。[adchord]
明確な判断を下すことが出来そう
マッシモ・メレガッリ
「今シーズンはタフな1年になるでしょう。幸運にも今回は冬季に準備したアイテムをしっかりとテストすることが出来ました。正直インドネシアでのテストには懐疑的でした。初日はコンディションが最悪でまともに走行出来る状態ではありませんでしたから。ただ、徐々にコンディションは良くなっていって、セパンで試してパーツをすべて試すことが出来ました。」
「ライダー達もセパンで感じたようなフィーリングを感じることが出来たようです。これで新しいパーツに関して明確な判断を下すことが出来るのではないかと思います。1つのトラックで感じたことを元に判断をするのは危険ですからね。ここで基本的に同じ結果が得られたことで、カタールのレースに向けて準備を進めることが出来るでしょう。」[adchord]
「しかし、今年は非常に厳しい戦いになることは明らかです。今回のテストでもすべてのライダーの差はほとんどない状態でしたからね。どの選手がレースをリードするのかわかりませんが、非常に楽しみですね。とは言え、ガレージで見守る側としては非常にストレスフルな状況でもありますね。」
(Photo courtesy of michelin)