2023年、2024年もフランチェスコ・バニャイアはDucatiレノボチームで戦う
Ducatiはファクトリーライダーのフランチェスコ・バニャイアとの契約を更新。2023年、2024年も引き続きフランチェスコ・バニャイアをファクトリーライダーとして起用することを発表した。
フランチェスコ・バニャイアは1997年生まれ、2019年にMotoGPクラスにDucatiのジュニアチームであるPramacレーシングチームからデビューした。2020年はサンマリノGPで初の表彰台(2位)を獲得している。[adchord]
Pramacでの活躍が評価されて2021年にファクトリーチームに昇格。開幕戦カタールでポールポジションと3位表彰台を獲得し、2021年からタイトル争いに絡んだ活躍を見せた。結果的に表彰台を9度獲得、4勝、6度のポールポジションを獲得しており、年間ランキングはファビオ・クアルタラロに続いて2位となった。
2022年は戦闘力がさらにアップしたデスモセディチGPと共に、昨年王者ファビオ・クアルタラロ、復活の兆しを見せるマルク・マルケスなど有力選手相手にタイトル獲得を争うことになる。
フランチェスコ・バニャイア
「DucatiのMotoGPライダーになるのは自分の夢でした。この先2年間に渡って、同じくDucatiレノボチームでファクトリーライダーとして走れることは、自分にとって大きな喜びであり誇りです。ファクトリーチームは実に素晴らしい環境で、チームとも協調出来ていますし、共に素晴らしい結果が残せると確信しています。契約を更新出来たことで、今年はしっかりとタイトル争いに集中して戦えます。クラウディオ、ジジ、パオロ、ダヴィデを始めとするDucatiレノボチームのスタッフに感謝申し上げます。トラックで彼らの期待に応えたいですね。」[adchord]
ジジ・ダッリーニャ
「フランチェスコ・バニャイアとこれから先さらに2年間共に戦えることが嬉しいです。彼が2019年にDucatiに加入してから、デスモセディチGPを良く理解して、あらゆるコンディションでも乗りこなす才能を発揮してきました。彼は昨年大きく成長し、タイトル争いをするまでの走りを披露しました。昨シーズンのアラゴン、ミサノ、ポルティマン、バレンシアでのレース進行、素晴らしい形での4勝は、彼がライダーとして成熟していることを証明しています。これらの素晴らしい走りからも、Ducatiレノボチームは、彼がタイトルを共に獲得出来るポテンシャルがあるライダーだと考えています。」
(Source: Ducati)
(Photo courtesy of Ducati)