開幕戦から存在感を発揮してきたエネア・バスティアニーニ。昨年高い戦闘力を発揮したGP21への乗り換えにも苦戦せず、すぐにスピードを見せつけている。タイヤ温存に定評がある選手だが、フロントロースタートでどのようなレースを展開するか楽しみだ。[adchord]
フロントからスタートしてタイヤを温存したい
エネア・バスティアニーニ
「GP19ではタイムアタックに苦戦していましたが、今はGP21です。パワーもスムーズですしタイムアタックもやりやすいですし、ソフトタイヤでプッシュも可能です。明日はスズキ、マルク、マルティンも早いでしょう。フロントローからのスタートは初めてですが、明日は優勝を狙っていきます。何よりも大事なのはタイヤチョイスであることは変わりません。」
「残り5周、6周で小さい集団が優勝争いをすることになると思います。しっかりとタイヤを温存していくことが非常に重要だと思いますね。どのバイクが最後になってスピードを維持しているかが重要でしょう。」
「今までは後方からのスタートで順位を挽回する形でしたが、明日に関してはフロントからスタートしてタイヤを温存する形になります。優勝争いをしたいとは思っていますが、実際にこれが可能かどうかはわかりません。」
（Photo courtesy of michelin）