カタールGP予選3位 マルク・マルケス「誰がレースをリードするかが重要」大きく性格を変えたRC213Vの理解が進んでいる途中のマルク・マルケスだが、予選ではしっかりと3番手を獲得。肩も走行を重ねても痛みがないということで、決勝レースでもしっかりとプッシュ出来そうだ。2022年型はフロントエンドのフィーリングにまだ自身が持てていないながら、コーナー中盤〜立ち上がりに関しては既存のRC213Vよりも良いと明言している。[adchord]

今のところ痛みは出ていない

マルク・マルケス

「誰もがこのトラックではスリップストリームを利用します。トラック上で単独で走っていたのはエネアくらいでしょう。自分にとって重要なのは一人で走行して良いペースで走行出来たことです。明日はレースに向けてタイヤ、燃料など色々と考えなければなりません。しっかりと考えていきたいですね。」

「FP4のタイムは非常に接近していますが、今日の走行を通じて接近することが出来たと思います。優勝争いは厳しいと思いますが、トップ争いをしたいと思います。22周を走行するのはチャレンジですが、今のところ痛みはありませんから大丈夫だと思います。」カタールGP予選3位 マルク・マルケス「誰がレースをリードするかが重要」

「重要なことは誰がレースをリードするかだと思います。ペースが良い選手は後ろからのスタートですからね。リードをする選手によって大きなグループになるかそうでないかが決まると思います。しっかりと状況を理解していく必要があると思いますね。」

「FP2、FP3から判断するとスズキの2名が早く、FP4から考えるとザルコ、ファビオ・クアルタラロ、ポル・エスパルガロも良いペースですよね。ただ、週末全体で考えるとスズキの2名が早いでしょうね。」[adchord]

「新しいバイクの限界はまだ掴みきれていません。スムーズに走行したほうがタイムが出て、限界までプッシュしようとするとミスをしてしまって遅くなってしまいました。コーナーエントリーに関して苦戦を続けていて、コーナーの中から立ち上がりに関しては今年のバイクのほうがいいですね。」

「チャンピオンシップにおいては良い意味での妥協点を見つけることが重要です。あるトラックでは苦戦をしつつも順位を維持し、それ以外のトラックでは強みを発揮して優勝する。こうした形でシーズンを進めていくことがチャンピオンシップにおける鍵となります。」

(Photo courtesy of michelin)