
今のところ痛みは出ていない
マルク・マルケス
「誰もがこのトラックではスリップストリームを利用します。トラック上で単独で走っていたのはエネアくらいでしょう。自分にとって重要なのは一人で走行して良いペースで走行出来たことです。明日はレースに向けてタイヤ、燃料など色々と考えなければなりません。しっかりと考えていきたいですね。」
「FP4のタイムは非常に接近していますが、今日の走行を通じて接近することが出来たと思います。優勝争いは厳しいと思いますが、トップ争いをしたいと思います。22周を走行するのはチャレンジですが、今のところ痛みはありませんから大丈夫だと思います。」
「重要なことは誰がレースをリードするかだと思います。ペースが良い選手は後ろからのスタートですからね。リードをする選手によって大きなグループになるかそうでないかが決まると思います。しっかりと状況を理解していく必要があると思いますね。」
「FP2、FP3から判断するとスズキの2名が早く、FP4から考えるとザルコ、ファビオ・クアルタラロ、ポル・エスパルガロも良いペースですよね。ただ、週末全体で考えるとスズキの2名が早いでしょうね。」[adchord]
「新しいバイクの限界はまだ掴みきれていません。スムーズに走行したほうがタイムが出て、限界までプッシュしようとするとミスをしてしまって遅くなってしまいました。コーナーエントリーに関して苦戦を続けていて、コーナーの中から立ち上がりに関しては今年のバイクのほうがいいですね。」
「チャンピオンシップにおいては良い意味での妥協点を見つけることが重要です。あるトラックでは苦戦をしつつも順位を維持し、それ以外のトラックでは強みを発揮して優勝する。こうした形でシーズンを進めていくことがチャンピオンシップにおける鍵となります。」
(Photo courtesy of michelin)
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。