2026年ダカール・ラリーのステージ3(1月6日・アルウラ〜アルウラ)において、モンスターエナジー・ホンダHRCのトシャ・シャレイナが力強い走りで今大会初勝利を飾り、チームにとってもワンツーフィニッシュという理想的な結果をもたらした。







ステージ3概要:過酷なアルウラのループ
この日のステージは、サウジアラビア・アルウラを起点とする421kmのループコース。砂地・岩・グラベルが入り混じる難所に加え、雨の影響で視認困難となったトラック、特に高地ではナビゲーションの難易度が跳ね上がった。
序盤戦ではやや控えめなスタートとなったシャレイナだったが、今日は途中の軽い転倒にもかかわらずリズムを崩さず、ホンダCRF450 RALLYを巧みに操って快走。ダニエル・サンダースに2分17秒差をつけて勝利を収めた。この勝利はキャリア通算3度目のダカールステージ勝利であり、奇しくも初勝利と同じアルウラでの達成となった。現在の総合順位は3位(首位と1分13秒差)で、トップ争いに本格参戦している。
トシャ・シャレイナ
「簡単なステージではありませんでした。再び多くの岩があり、ナビゲーションも非常に難しかったです。今日の戦略は『勝つこと』でしたが、それを達成できました。ただ、まだ始まったばかりです。明日は先頭スタートになるので、どうなるか見てみます。マラソンステージではタイヤ、バイク、自分自身をケアする必要があります。今のポジションは良いと思います。1日中先頭を走ることが目標です。」
リッキー・ブラベック、堅実に2位確保し総合2位へ
リッキー・ブラベックは、ステージ前からボーナスタイムを狙って前方のライダーを捉える戦略で臨み、見事にそれを実行。ステージ終盤ではシャレイナと激しい争いを演じ、惜しくも2位となったが、貴重なボーナスを獲得し、総合2位(首位と1分7秒差)に浮上した。
リッキー・ブラベック
「良い位置からスタートできたと思います。できる限りベストを尽くしました。今日の目標はダニエルに追いつき、ボーナスタイムを獲得することでした。それが実現できて嬉しいです。次の数日が楽しみですし、明日はいよいよマラソン。しっかり休んで、バイクの準備を整えて備えます。」
スカイラー・ハウズは5位、安定感を維持
スカイラー・ハウズは総合7位を維持しながら、今日のステージを5位でフィニッシュ。困難なナビゲーションと視認性の低さが課題だったが、それでも高い集中力で走破し、着実に上位進出を狙っている。
スカイラー・ハウズ
「長い一日でしたが、このエリアは本当に美しい場所です。ナビゲーションは非常に難しかったですが、それも含めてこの地域を走るのは好きです。310km地点でミスがあり、自分に腹が立ちましたが、それ以外は良い走りができたと思います。最後の100kmは特に難しかったですが、それもダカールの醍醐味ですね。」
エイドリアン・ヴァン・ベヴェレンは8位、苦しい立ち上がり
エイドリアン・ヴァン・ベヴェレンは序盤のナビゲーションミスでタイムを失い、8位に留まった。総合でも8位だが、過去には初週の苦戦から逆転で表彰台に上がった経験もあり、今後の巻き返しが期待される。
エイドリアン・ヴァン・ベヴェレン
「また多くを語ることはできませんが、全力は尽くしました。310km付近でナビゲーションミスがありましたが、その後はリズムを落として完璧なナビゲーションを心掛けました。前の選手たちは素晴らしい仕事をしました。」
次のステージ
次戦はステージ4(マラソンステージ)。451kmのタイムアタックに加え、メカニックによるサポート禁止という厳しいルールが課される。ライダーたちはタイヤとバイクを自ら管理しなければならず、ラリーは真の耐久戦へと突入する。ホンダ勢の勢いは続くのか、それともサンダースが逃げ切るのか、次戦も目が離せない。

中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。







