ダカール・ラリー2026 ステージ3(アルウラ〜アルウラ)で、レッドブルKTMファクトリーレーシングのダニエル・サンダースが3位でフィニッシュ。ルシアーノ・ベナビデスは4位、エドガー・カネットが7位と、それぞれ健闘を見せた。








ステージ3概要:最長のスペシャルで真価が問われる
この日選手たちを待ち受けていたのは、全長736km(うちスペシャル421km)という今大会最長のタイムアタックステージ。ルートはサウジアラビア・アルウラ周辺の砂の峡谷、高地、狭いトラックを駆け抜ける過酷な構成で、スピードとナビゲーションの両立が問われた。ルートの変化に富む地形や視界の悪い路面が続き、ナビゲーションの精度が勝敗を分ける重要な試練となった。
ダニエル・サンダース:ボーナスタイムを獲得し、総合首位堅持
このステージを先頭でオープンし、ボーナスタイムを6分以上獲得したサンダースは、4ステージ連続でトップ3フィニッシュを果たし、総合首位をキープ。リスクの高いナビゲーションステージを安定したリズムでこなしたことが、順位維持につながった。
ダニエル・サンダース
「この地域らしく、本当にタフなステージでした。ナビゲーション面ではこれまでで最も難しい日だったかもしれません。ペースは少し遅めでしたが、その分ナビゲーションの正確さが求められました。全体的にうまく走れてミスも最小限で済んだので満足しています。明日は先頭スタートではないので、それが有利に働くかもしれません。」
ルシアーノ・ベナビデス:前半の好走で4位フィニッシュ
9番手スタートとなったベナビデスは、序盤から積極的にプッシュ。途中でライバルを数人捉え、上位2名を追う展開となった。終盤には小さなナビゲーションミスと軽い転倒があったが、大きなロスには至らず、4位でステージを終えた。これにより総合順位も5位へ浮上。
ルシアーノ・ベナビデス
「全体として良いステージでした。特に前半はリズムも良くて、強さを感じながら走れました。後半は前のライダーをキャッチした後の砂ぼこりで視界が悪くなり、いくつかミスをしてしまいました。特に後半はナビゲーションが厳しくて、コーナーを見逃しやすかったです。でも、バイクの調子も良くて、悪くない一日だったと思います。」
エドガー・カネット:安定した走りで7位、総合は4位に後退
前日の2位フィニッシュで勢いに乗るエドガー・カネットは、今日のステージをチームメイトのサンダースのトラックを辿りながら走行。安定したナビゲーションで大きなミスはなく、最終的には7位でステージを終えた。総合順位では一つ後退して4位(首位と8分46秒差)となったが、若干20歳のライダーとしては上々のパフォーマンスを維持している。
エドガー・カネット
「本当に長くてハードな一日でした。ナビゲーションも非常に難しく、岩も多くて身体的にも精神的にも消耗しました。ただ、転倒せずにゴールできたのはポジティブです。給油ポイントまでは良いリズムで走れましたが、その後は少し感覚が崩れました。それでも悪くない内容だったと思います。明日からはマラソンステージなので、バイクとタイヤを大切にしながら、経験を積んでいきたいです。」
ステージ4展望:マラソンステージ突入
ステージ4からは、ダカール最初のマラソンステージに突入。ライダーたちは75kmのリエゾンの後、417kmのスペシャルをアルウラ周辺で戦い、その夜は外部からのメカニック支援が禁止されたビバークで過ごす。バイク、タイヤ、身体のケアが求められる本格的な耐久フェーズに入り、サンダースとKTM陣営のマネジメント力が試されるステージとなる。

中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。







