モンスターエナジー・ホンダHRCのリッキー・ブラベックとトシャ・シャレイナが、第2ステージで首位に肉薄する走りを見せた。テクニカルなヒジャーズ山脈越えとスピーディな砂漠地帯が交錯する504kmの難関ステージで、両者は強さと安定感を発揮。首位のサンダースに対するプレッシャーを一層強めた。







ブラベック、実質最速もボーナスで3位に
3番手スタートとなったリッキー・ブラベックは、序盤のチェックポイントで最速タイムを記録。特に中盤以降のメディナ州の高速サンドセクションで圧巻のスピードを見せた。ステージ全体では実質最速だったが、オープナー向けのボーナスタイムを得たダニエル・サンダースとエドガー・カネットにより、ステージ結果は3位。それでも総合では首位と2分18秒差の3位をキープし、勝負圏内にしっかりと踏みとどまった。
リッキー・ブラベック
「2日目が終わりました。今日は岩だらけの長いステージでしたが、自分はこういう地形が好きなので楽しかったです。ボーナスタイムは取れませんでしたが、前の選手たちにしっかりついていけました。明日はいい日になることを願っていますし、安定した走りを続けて前進していきます。」
シャレイナ、安定感で総合4位浮上
2025年大会の準優勝者であるトシャ・シャレイナは、またも堅実な走行で上位を維持。岩場や広大な無人地帯でもリズムを崩すことなく、5位でフィニッシュ。総合でも4位につけており、表彰台争いは射程圏内だ。
トシャ・シャレイナ
「今日はとにかく長かった。400kmの岩だらけの道で、最後に少しだけ砂丘がありました。自分の周囲には誰もいなかったので、リズムを作るのが難しかったですが、良いステージだったと思います。明日のスタート位置もいいはずです。」
ハウズ、クラッシュから復調し4位フィニッシュ
初日の転倒から立て直したスカイラー・ハウズは、CRF450 RALLYの状態が万全となり、得意のサンドセクションで実力を発揮。第2ステージは4位で終え、総合でも7位に浮上した。
スカイラー・ハウズ
「序盤の岩場では少し慎重になりましたが、スピードが出せる区間に入ってからは調子が戻ってきて、いいステージにできました。第3ステージも楽しみにしています。」
ファン・ベヴェレン、またもトラブルで後退
エイドリアン・ファン・ベヴェレンは、初日のフロントブレーキトラブルに続き、今日は給油後に木に衝突するクラッシュでペースを落とす展開に。マシンにダメージを負いながらも8位でゴールし、総合では9位まで後退した。
エイドリアン・ファン・ベヴェレン
「序盤は調子が良かったのですが、木にぶつかって大きなクラッシュをしてしまいました。その後は壊れたバイクをどうにかゴールまで運びました。厳しい一日でした。」
HRCチームマネージャー ルーベン・ファリア
「今日はとにかくリスクを避けることを最優先にしました。アドリアンは転倒後もケガがなくて安心しました。トシャは木の枝で腕に棘が刺さって腫れてしまい、給油時にドクターが摘出しました。スカイラーは序盤にタイムを失いましたが、後半は素晴らしいペースでした。リッキーは計画通りの走りをしてくれて、サンダースのすぐ後ろでフィニッシュしました。明日の第3ステージはアルウラを起点とするループで、峡谷が多くナビゲーションが難しくなる可能性があります。」

中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。







