カワサキのFIM スーパーバイク世界選手権(SBK)参戦チームであるカワサキ・レーシングチームは、2022年のチーム体制をカタルーニャサーキットで発表した。
このサーキットはチームが本拠地を置くスペインのグラノリェースのすぐ近くに位置している。カワサキは34年間に渡るFIM スーパーバイク世界選手権(SBK)の歴史において、他のどのメーカーよりも多くのレースに出場しているということで、カワサキ・レーシングチームを運営するプロベックレーシングは、カワサキと11年目のシーズンを迎える。[adchord]
ギム・ロダ KRTチームマネージャー
「カワサキのWSBKプロジェクトと10年以上密接に関わり、8つのタイトルを獲得してきました。ですから、私たちの最大の目標は再びライダーズチャンピオンを獲得すること。2022年はチームタイトルとマニュファクチャラーズチャンピオンの3冠を獲得することです。」
「新しいカラーリング、チーム体制を本拠地であるグラノリェースの近くで発表することで、チームに関わるすべての人の一体感となりますし、ミッション達成のための素晴らしいスタートになります。ジョナサン・レイ、アレックス・ロウズもレースで勝ち、チャンピオンを狙うポテンシャルがあります。共に仕事をしてきた献身的なスタッフもいます。チャレンジングですが、しっかりとプランを立てています。今回の体制発表は今年の成功への決意を示すものです。」[adchord]
ジョナサン・レイ
「チームローンチはいつも大事なシーズン開始のためのイベントです。6回のウインターテストを行った後で、レースに向けてしっかりと準備が進んでいます。春が来ると同時に新しいカラーリングを公開しましたが、KRTが2022年にタイトル奪還のために動き出したことを世界に知らしめることが出来たと思います。」
アレックス・ロウズ
「KRTではこれで3年目です。このチームの一員なんだと強く感じますし、チームローンチは新しいカラー、新しいパートナーを迎えて2022年に挑むことを確認する場でもあります。シーズン開幕に向けてフィットネスは完璧で、モチベーションも高いですね。」
なお、チームは25日、26日にモントメロでシーズン開幕前の最後のテストを行う。その後4月5日からアラゴンでプレシーズンテストがあり、4月8日から10日かけて開幕戦がアラゴンで行われる。
(Photo courtesy of KRT)