ライダーズチャンピオンシップ

ライダーズチャンピオンシップ

MotoGPは2022年シーズン2戦を消化。来週末からはアメリア大陸でのレースがスタートする。一旦2戦が終了した時点のポイントランキングを整理しておこう。ライダーズチャンピオンシップ(チャンピオンシップスタンディング)で首位に立っているのは、開幕戦カタールで優勝したエネア・バスティアニーニだ。

昨年高い完成度を誇ったGP21は予選でのスピードも特徴で、エネア・バスティアニーニのタイヤ温存の上手さも加わりチャンピオンシップをリードしている。予選結果から良い位置からのスタート、レース後半はタイヤ温存をして追い上げる走りによって、昨年までのタイトル候補ライダーが苦戦する中で着実にポイントを重ねている。[adchord]

2位はKTMのブラッド・ビンダーで、開幕戦を2位、インドネシアでは波乱のレースでしっかりポイントを獲得している。3位はインドネシアで追い上げる走りを見せたファビオ・クアルタラロ。開幕戦での不調が嘘のように、雨のインドネシアでは生き生きと走行しているが、リアグリップが感じられないトラックでは引き続き苦戦が予想される。

4位はKTMのミゲル・オリヴェイラ。インドネシアではジャック・ミラーの背後につけてトラックコンディションを見極めた後、一気に追い抜いて、後続に隙を見せなかった。5位はGP22で最も結果を出しているヨハン・ザルコ。Ducatiのフランチェスコ・バニャイア、ジャック・ミラー、そしてPramacのホルヘ・マルティンらが試していな実験的なパーツを実地で試しながらの走行で、しっかり結果を残している。

6位ポル・エスパルガロは新型のRC213Vでプレシーズンは快走を見せていたが、インドネシアGPではミシュランが持ちこんだ高温に対応するための硬いタイヤに苦戦した。7位はアプリリアのアレイシ・エスパルガロ、8位はTeam SUZUKI ECSTAR(チーム・スズキ・エクスター)アレックス・リンス、続いて9位はジョアン・ミル、10位フランコ・モルビデッリと続く。

コンストラクターズスタンディング

コンストラクターズスタンディングでは、両レースでライダーたちがポイントを獲得しているKTMが首位、続いてDucati、3位ヤマハ、4位スズキ、5位ホンダ6位アプリリアとなっている。[adchord]

チームスタンディング

チームスタンディングでは両レースで表彰台を獲得しているRED BULL KTM FACTORY RACINGが首位、2位MONSTER ENERGY YAMAHA MOTOGP、3位TEAM SUZUKI ECSTAR、4位REPSOL HONDA TEAM、5位GRESINI RACING MOTOGPとなっている。