ルカ・マリーニはMotoGPクラスでの最高成績となる4位を獲得した。スタート位置の問題がなければトップライダー達についていくことは可能だっただろう。この先2年でDucatiのファクトリーシートを狙えるほどのライダーに成長出来るか。[adchord]
大きく成長してサンマリノに挑める
ルカ・マリーニ
「タフで奇妙な1週間でした。バイクのフィーリングはまるでローラーコースターで、時には非常によく、時には非常に悪かったんです。理解が非常に難しい状況だったと言えます。しかし最終的にバイクのセッティング変更、正しいタイヤを選択することが出来ました。皆にとって新しい状況でしたがしっかりとレースに向けて挑むことが出来ました。」
「スタート位置が悪くミディアムリアでしたので、リアグリップが弱い状況でした。ヨハンの転倒もありましたし、ソフトリアの選手に対してタイムを失っていきました。その後は自分のペースでプッシュ出来る状況になったのもあって、表彰台ペースで走行が出来ました。しかしペースを発揮した時にはすでに上位選手と離されていたんです。序盤の内容がなければ競争力は高かったでしょう。」
「昨年、そして一昨年と比較すると大きく成長した状態でサンマリノに向かうことになりますので興奮しています。しかしエネア・バスティアニーニ、ホルヘ・マルティンと比較すると彼らのほうが素晴らしい走りをしています。彼と比較しなければ自分の成長も大きいと思いますが、2年間MotoGPで異なるアプローチで苦労しながら来て、ようやく自分もトップライダーと戦える状況になったと感じています。」
(Photo courtesy of michelin)