テストライダーのカル・クラッチローは、アンドレア・ドヴィツィオーゾの引退によって、シーズンの残りのレースでドヴィツィオーゾの代役のライダーとして走行する。共に戦ってきたドヴィツィオーゾの代わりにレースに参戦するのは奇妙だと語りつつ、全力で走りたいと語る。
ドヴィツィオーゾは昔を知る最後のライダーだった
カル・クラッチロー
「すでに2回引退をして今年末に3度目の引退をするんだから奇妙な状況ですよ。ドヴィツィオーゾのような素晴らしいライダーの代わりとして走るなんて奇妙なことです。ライダーとしても人間としても特別な人物ですよ。」
「それに昔の時代を知る最後のライダーでしたよね。しかし今年RNFヤマハと今年最後まで共に戦えるのは嬉しいですね。6回のレースに2回のテストがありますから忙しいですね。」
「今年のチャンピオンシップは非常に接近していますから自宅で見る分には楽しいですけど、引き続き全力で作業をしてヤマハのためにデータを収集していきたいと思います。」
「ヤマハは2023年型のバイクの開発に関して非常に良い仕事をしていると思います。残念ながら今回使うのはドヴィのバイクですけどね。いくつかの新しいパーツをレースで使用するかもしれませんけどね。」
(Photo courtesy of michelin)