アプリリアの2023年型RS-GPギャラリーだ。2022年型ですでに高い競争力を誇った同バイクだが、今年はキープコンセプトのまま、細部をリファインしてきたという。大きな変化はフロントウイングの形状変更、サイドフェアリングの形状変更、スプーンが2枚となったこと等ではあるが、引き続き黒を基調としつつ、カーボンの目が見える部分を残したセンスある色使いが特徴だ。

この特徴的なフロントウイングが披露された際は大きな違和感とデザインに対する批判も多かったように記憶しているが、見慣れてきたこと、実際に速いことを目の当たりにすると、このデザインが好きになってきた方も多いのではないか。

昨年はスピードを発揮しつつも、バイクの信頼性の不足、チーム力の不足などで基調なポイントを失ってきた印象が強いだけに、今年はサテライトチームを擁する4台体制ということで、チーム力の引き上げにもつながることが期待される。[adchord]

(Photo courtesy of aprilia racing)