昨日の公式予選でも圧倒的な速さを見せたヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームですが、今日はその他の9チームとともにトップ10トライアルに挑みます。今年はどのようなトップ10トライアルとなるのでしょうか楽しみです。開始時刻は午後3:30が予定されています。詳細スケジュールは公式サイトよりご確認ください。

鈴鹿8耐での2連勝の勢いもあり、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームは予選から早くも優勢だ。金曜に行われた予選でヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームはヨシムラスズキMotul Racing、Musashi RT Harc-Pro Hondaを抑えてトップとなった。

しかしこの公式予選がそのままスターティンググリッドになるわけではない。スターティンググリッドは土曜日午後3:30に行われるトップ10トライアル(鈴鹿において行われるスーパーポール走行)で決定されるのだ。トップ10チームがこのトップ10トライアルに参加。各チームはこの走行に進出するライダーを1名選出して争う。

ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームは中須賀克行、アレックス・ロウズ、マイケル・ファン・デル・マークでトップタイムを獲得。今まで2日間の最速タイムは2’06.405(ロウズ)、2’06.779(中須賀)となっている。彼らはヨシムラスズキMotul Racingのシルバン・ギュントーリ、ジョシュ・ブルックス、津田拓也、Musashi RT Harc-Pro Hondaの高橋巧、ジャック・ミラー、中上貴晶の前にいる。

トップ10トライアルに参加するのはKawasaki Team Green、F.C.C. TSR Honda、YART Yamaha Official EWC Team、Team Kagayama、Moriwaki Motul Racing、 Honda Suzuka Racing Team、Satu Hati Honda Team Asiaを入れた10チームだ。なお11番以降のグリッドに変動はない。

2016-2017 FIM 世界耐久選手権(EWC)に参戦しているチームとしてはYART Yamaha Official EWCがトップ10につけており、GMT94 Yamahaは15番グリッド、Suzuki Endurance Racing Teamは22番グリッドからのスタートとなる。
その他にもHonda Endurance Racing、Bolliger Team Switzerland、EKO IV Racing BMW CSEU、Team Rabid Transit、Motobox Kremer Racingなどの欧州チームが日本チームと戦うこととなる。

合計では68台のバイクが2016-2017 FIM 世界耐久選手権(EWC)のグランドフィナーレ、そして鈴鹿8耐の第40回記念大会のスターティンググリッドに並ぶことになる。なおスタートは日曜日の午前11:30からだ。

(Photo courtesy of EWC)

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