ブラッド・ビンダーは、ポルトガルテストから続く首の痛みもあり、予選でポテンシャルを発揮できずに15番手スタートとなった。スプリントレースではすぐに5番手まで順位を上げて、3周目には首位でレースをする展開となった。ビンダーは最後まで後続を抑えて走行し、2021年のオーストリアでの優勝以来となるMotoGPクラスでの優勝を果たした。[adchord]
前に出ればポジションを維持できるかもと考えていた。
ブラッド・ビンダー
「自分でも少し驚いています。スタート後のターン1で超タイトに走行し、その後は一人ずつ抜いていきました。バイクはスタート直後から最高のフィーリングでした。最高のスタートでしたね。」
「前に出てレースをすればポジションを維持できるのではと思っていたんです。そしてこれは思った通りでした。レースペースはあまり良くなくて終盤は追いつかれてしまいましたけどね。」
「最後には後続のライダーが接近していることがわかりましたけど、最後まで走ることが出来ました。チームには感謝しています。昨日からの進歩は信じられないほどで、マシンは最高でした。」
(Photo courtesy of KTM)