今回のレースで2位表彰台を獲得したジョナサン・レイ。序盤アルヴァロ・バウティスタがアレックス・ロウズ、トプラック・ラズガットリオグルの後方で走行している間にリードを広げることは出来ず、アルヴァロ・バウティスタが彼のタイミングでプッシュを行った際にはついていくことが出来ないと語る。そもそものZX-10RRのパフォーマンスアップが難しい現状では苦しい戦いは続くだろう。[adchord]
表彰台を争うことが出来たのは嬉しい
ジョナサン・レイ
「表彰台争いが出来たことが嬉しいですね。もう少しアルヴァロとバトルが出来ればよかったですが、アルヴァロは前に出るのに少し苦戦したレース、自分自身とカワサキはパッケージで出来ることとして、あの位置でなんとか走行を続けたレースでした。最後はフロントが限界を迎えてしまって、トプラックとの差も十分でしたから落ち着いて走行しました。」
「早いペースでもっと快適に走行出来る状態にする必要があります。オーバーテイクしていったアルヴァロはマージンがある状態で走っているように思えました。素晴らしい作業と走りをしたDucatiとアルヴァロを祝福したいと思います。」
「ターニングポイントになるとは思いませんが、ここから表彰台争い、優勝争いを続けていきたいです。シーズンも長いですし、通常の進行に戻っていくことを期待しています。明日は天候も注意が必要ですが、予選も良くレース1も悪く有りませんでしたから、明日のレースが楽しみです。」
「アルヴァロと共に走行するペースはありますが、問題はアルヴァロがプッシュしようと思った時にはついていけないことです。ロングディスタンスで考えた時には彼らのほうが良い仕事が出来ているということでしょう。出来ることを試していますが、それでもZX-10RRのパフォーマンス改善が必要です。特に立ち上がりのパフォーマンスについては何も出来ません。」
「明日はフロントタイヤにストレスを与えないようにしたいと思いますが、それはゆっくり走るという意味ではありません。フロントをあまり攻撃しないように走行していきたいですね。可能ならば明日はドライでレースを楽しみたいですね。」
(Photo courtesy of KRT)