フランコ・モルビデッリは2023年末11月のバレンシアGPでヤマハでの走行が最後となる。フランコ・モルビデッリは今シーズンに入った時点で、ヤマハとの今後の契約を望んでいないとも取れる発言をしていた。

フランコ・モルビデッリはMotoGPには常にプランB、プランCがあると発言しており、ヤマハでの契約を継続しない場合も、他のメーカーでMotoGPに参戦を続ける可能性を匂わせていた。

現在有力と考えられているのはムーニーVR46で、ルカ・マリーニ、マルコ・ベッツェッキのうち、マルコ・ベッツェッキがファクトリーのジュニアチームという位置づけのプラマックに移籍するのではとも囁かれている。

一時期ホルヘ・マルティンがヤマハファクトリーへ移籍するか?と言われていたが、アレックス・リンスがヤマハ加入が確定したことで、マルティンのヤマハ移籍はなくなった。

となるとマルティンのプラマック残留が濃厚となった今、ヨハン・ザルコの変わりにマルコ・ベッツェッキがプラマックに加入、1つ空いたVR46のシートにフランコ・モルビデッリ、ヨハン・ザルコは成績不審のファビオ・ディ・ジャンアントニオと入れ替え?といった具合にドミノ倒しのようにDucati内部で選手のチーム変更が複数発生するかもしれない。

フランコ・モルビデッリがMotoGPのキャリアを捨ててFIM スーパーバイク世界選手権(SBK)に移籍するとも思えないが、アレックス・リンスに代わってLCRホンダに加入するとも考えにくい。MotoGPには常にプランB、プランCがあると語ったフランコ・モルビデッリに別のチームに移籍する可能性は残っているはずで、近いうちに公表されることが予想される。

(Photo courtesy of michelin)