来年は2024年型を使用すること前提にPramac移籍するのではと言われているマルコ・ベッツェッキだが、マルコ・ベッツェッキ本人が今週に入って、VR46への残留が優先度が高いと語っている。これを受けてDucatiのパオロ・チャバッティは、2024年型を使用するのはPramacに移籍する以外に方法はないが、最終的にはライダーの意思決定に委ねること、いずれにしてもマルコ・ベッツェッキはDucatiのフルサポートを受けられると語った。

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Ducatiがベッツェッキに何らかの選択を強制することはない

パオロ・チャバッティ

「マルコ・ベッツェッキはMotoGP2年目にしてすでに最速のライダーの1人になりました。彼は現在のバイクとチームを非常に快適に感じているようです。2024年型のバイクは来年ファクトリーとPramacにのみ供給する形となりますので、マルコが2024年型を使用したい場合はPramacに移籍するしかありません。しかし、ライダーにとってバイクが重要なのはわかりつつ、環境、そして彼自信がVR46で育ったライダーですから、その環境から離れたくないのは非常に良くわかります。」

「最終的には彼の選択によるものですが、新型、そして前年型のバイクに関してはほぼ同性能と言えるでしょう。Ducatiはどちらのバイクであっても性能を引き上げようと努力を続けているからです。いずれにしても彼はDucatiからのフルサポートを来年も継続して受けることが可能です。Ducatiがマルコに何らかの選択を強制することはなく、最終的にはライダーに決定権があります。」

(Photo courtesy of michelin)