土曜日のスプリントレースではターン1で多重クラッシュが発生。合計7人のライダーが巻き込まれ、この多重クラッシュの引き金になったとして、ホルヘ・マルティンは日曜日の決勝レースでロングラップペナルティーを受けることになった。

FIMのMotoGPスチュワードは、ホルヘ・マルティンの土曜日の走行は無責任であったと結論付けた。なお、当初ホルヘ・マルティンは土曜日の多重クラッシュにおいて自分に非はないと語っており、タイム加算ペナルティーを受けたとしても土曜日の準備は変わらないため問題はないと語っていた。

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土曜日のプレスカンファレンスにおいては、スプリントレースにおけるペナルティーはスプリントレース内で下されるべきか、日をまたいで決勝レースに適用されることが許容されるべきか話題になっていたが、今回のケースでスプリントレース中に内容の判断が難しいものは、日をまたいで決勝レースにペナルティーが適用される前例が出来たと言える。

(Photo courtesy of michelin)