ファビオ・クアルタラロは日本GPの走行に先駆けてヤマハの経営陣と話し合いの場を設け、今後のプロジェクトの進め方について、ヤマハが思っている以上にリスクを取らないと駄目だと思うと伝えたと語った。Ducati相手に勝てないレースが続く中で、インドGPで表彰台を獲得したものの、優勝にはほど遠い状況だっただけに、これを将来に向けて改善したい思いはより強くなっているだろう。[adchord]
この先は実際に行動で示して欲しい
ファビオ・クアルタラロ
「昨日ヤマハ発動機社長、エンジニアのマネージャー達とも話をする機会がありました。その中でもし来年の結果を改善したいのであれば、彼らが思っている以上に、将来的に多くのリスクをとってもらわないといけないと思っていることを伝えました。」
「2024年シーズンはもちろん、それより先の将来を考えると本当にこれが重要なのだとお伝えしました。素晴らしいミーティングではありましたけど、自分たちが何を話していたかはお伝え出来ません。それにそこで交わされたこともあくまで言葉でしかありません。ですから、この先は実際に行動で示して欲しいと思っていますし、バイクに乗って改善を実感したいと思います。」
(Photo courtesy of michelin)