フランチェスコ・バニャイアはタイGPにチャンピオンシップ首位で挑むことになる。昨年のタイGPは豪雨の中で開催され、3位を獲得しているが、今年もまた雨の可能性もあるタイでのレースとなる。チャンピオンシップについてはまだ安心出来ないポイント差となるが、フランチェスコ・バニャイア自身はタイトル争いは最終戦付近まで続くと考えているようだ。

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スピードを発揮していたサーキットでのレースが嬉しい

フランチェスコ・バニャイア

「現時点ではまだチャンピオンシップのポイントにばかり集中する時期ではありません。まだすべての週末において集中して自分が出来ることを成し遂げていく必要があります。チャンピオンシップについて考えていくのはカタールGPからになるでしょう。」

「チャンピオンシップ争いは最終戦バレンシアまで続く可能性があります。自分自身のミス、そして不運も重なって多くのポイントを失ってきました。この2週間で挽回してポイントを巻き返すことが出来ましたが、27ポイント差はまったく十分とは言えません。バレンシアまでバトルを続けるのはタフですが、可能性としては十分に考えられますね。」

「タイはその気候とファンの情熱が素晴らしい国です。日本、インドネシア、オーストラリアと昨年は苦戦したサーキットですが、タイは通常スピードを発揮出来ていますから、過去に得意としたサーキットでのレースが嬉しいです。昨年は雨の中で競争力を発揮していますし、今年の天候も不安定です。いかなるコンディションでも良いレースが出来ると確信しています。」

(Photo courtesy of michelin)