表彰台獲得のマルティン、次戦への野心を語る

ホルヘ・マルティンは、序盤のタイヤ温存から終盤のペースアップに成功し、ビンダーとのバトルを制して表彰台を獲得。バイクのポテンシャルを最大限に引き出せば非常に強い走りが出来ると確信しており、今後のレースでのさらなる改善を目指している。

ホルヘ・マルティン(決勝レース3位)

「嬉しいですね。昨日の段階では決勝レースでの表彰台は難しいと思っていました。今日はそんな中で優勝争いが出来ましたからね。序盤はタイヤを温存しすぎたかもしれません。あれでペッコに前に出られたことでタイヤが温まり空気圧が上がってしまいました。終盤はペースを上げてマルケスを引き離し、ビンダーに追いつけましたかのも良かったです。もしバイクのポテンシャルを100%発揮出来たら非常に競争力があることを証明出来ました。」

「序盤はペッコがいいペースでリードしていましたが、ブラッドとバトルをしながらタイヤを温存してついていくのは大変でした。もう少し速く走れたと思いますが、このポジティブな流れをポルトガルに持っていきたいですね。」

「すぐ背後にマルク・マルケスを背負っての走りはプレッシャーでしたが、残り2周という段階でプッシュを開始しました。今日は表彰台を獲得するためにリスクを犯して走りましたが、これが功を奏しました。ポルトガルではもう少し良い走りをしたいですね。」

「良い週末でしたしスピードを発揮出来ました。ただ、バイクも自分も100%であれば無敵だと思っています。まだリアブレーキでは振動が出たり100%の性能を発揮出来ていませんし、自分のライディングの強みを100%発揮出来ていません。自分は自分のパートを、エンジニア達は彼らのパートを頑張る必要があるでしょう。」

(Photo courtesy of michelin)