マーべリック・ビニャーレスが、モトGP殿堂入りのホルヘ・ロレンソを“パフォーマンスコーチ”として起用し、「スポーツプロジェクトの新章」をスタートさせた。最終戦バレンシアGP中に噂されていたこの動きは、ヴィニャーレスのInstagram投稿によって正式に発表された。目標は明確──チャンピオン争いへの復帰だ。

ロレンソは今後、以下の3つの主要分野でヴィニャーレスを継続的にサポートする。
- フィジカル・アスリート面の準備:モトGPの現代的な要求に応じたトレーニング、ルーティン、リカバリーに重点を置いた体力強化
- 戦略的コーチング:プレッシャーやリスク管理、レースの一貫性、重要局面での判断力向上に特化
- テクニカル&スポーツ面での強化:レース週末の分析およびプランニングをサポートし、総合的な競争力を高める
この取り組みは、ロレンソが主導するチーム体制により支えられ、ヴィニャーレスのプロジェクトと完全に連携する形で中長期的な成長を視野に入れている。
マーべリック・ビニャーレス
「ホルヘをこの旅に迎えるのは、あらゆる面で学び、成長する大きなチャンスです。彼の経験と客観的な視点が、自分たちに確信を持って前進する力を与えてくれると思います。この新たなステージを、大きなモチベーションと高揚感を持ってスタートします。」
ホルヘ・ロレンソ
「マーベリックにはもともと才能とスピードがあります。自分の役目は彼に寄り添い、経験と知識を共有し、彼がベストな姿に到達できるよう助けることです。各分野で改善を積み重ねていけば、成功は必然になると強く信じています。」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。