バレンシアテスト ヤマハ写真ギャラリー 注目のV4エンジン、トプラックがMotoGPデビュー MotoGP2026

2026年の幕開けとなるバレンシア公式テストで、モンスターエナジー・ヤマハとプライベートチームのプラマック・ヤマハが大きな注目を集めた。最大の焦点は、ついに姿を現したV4エンジン搭載の新型YZR-M1と、そのマシンで初走行を果たしたトプラック・ラズガットリオグルのMotoGPデビューだ。長年インライン4(直列4気筒)エンジンにこだわってきたヤマハが、ついに新たなステージへと踏み出した。新型YZR-M1にはV4エンジンが搭載され、シャシーや空力パーツを含めて全面的に刷新された構成となっているはずだ。

この日のテストでは、開発方向性の確認とデータ収集に注力。マシンのベースポテンシャルを探る重要な一日となった。ファビオ・クアルタラロは1分29秒927で15番手。タイム的には下位に沈んだものの、開発中のマシンとしては想定通りの結果だったと考えられる。2026年開幕前のテストとなるのは次回はマレーシア。マレーシアでヤマハの仕上がりに注目だ。