マルク・マルケスはスプリントレースでの5位を逃したことに落胆し、ハードフロントタイヤの選択が結果に響いたと振り返った。チームの努力のおかげでトップ選手に接近していると語るも、4人のライダーが明らかに速く、今週末は2位グループでの走行を覚悟していると述べた。

4人のライダーが明らかに自分よりも速い

マルク・マルケス

「良いレースになる可能性を失ってしまいました。5位が今日のベストでしたけど、それを失ってしまいました。今日はハードフロントを選択するリスクを選んだんですが、しっかりとコントロールすることが出来ませんでした。うまく左コーナーでマネジメントが出来ませんでしたが、これはある意味自分のミスです。チームの作業のおかげでトップ選手に接近しています。しかし4人のライダーが自分よりも明らかに速いので、今週末は2位グループでの走行を覚悟しないといけません。」

「明日に雨が降ったりすれば表彰台を狙えるかもしれませんが、基本的に今の状況で表彰台を考えるのは無理ですね。今の状況では5位、6位が最も可能性があるでしょうね。」

「予選では確かにペッコの後を追って走行していました。2回目のアタックでは多くのライダーが集団になって走行をしていましたが、トップライダーの後ろを皆が狙ってアドバンテージを得ようとしている状況は変わりません。この状況に関しては、ルールを定めるのは選手の側ではありませんから、状況は変わらないでしょう。」

(Photo courtesy of michelin)