アジア人ライダーを擁することも重要

トラックハウスレーシングのオーナー、ジャスティン・マークスは、来シーズンのライダーラインナップについて慎重に検討を重ねた結果、ラウルと小椋 藍のコンビを決定した。マークスは、ラウルがバイクへの理解を深めており、来年のアプリリアの開発を牽引することに期待しているとし、2人目のライダーに小椋を選んだ理由については、彼の才能や献身、スピード、集中力が大きな要因だったと述べている。また、アジア人ライダーを起用することもプラスになると考えているという。

トラックハウスレーシング ジャスティン・マークス

「ライダーラインナップを決定するのはかなり時間がかかりました。ラウルに関しては特に悩む必要がなく、改善を続けていますしバイクのことも理解してくれています。2人目のライダーに関してはかなり悩みましたが、小椋 藍の才能、レースへの献身、今年見せているスピード、集中などから選んだものですが、アジア人ライダーを擁することもプラスだと思っています。」

「多くのチームがバイクの開発を進めていますが、アプリリアに関しては来年大きなチャレンジになると思います。現行のラインナップではアプリリアのバイクを来年も継続して乗るのはラウルのみになりますからね。ただ、彼はバイクの理解を進めていますし、フィードバックも素晴らしいと思います。彼が来年はバイクの開発を牽引してくれると思っています。」

「来年のラインナップはすでにほぼ決まっている状況ですが、今年はまだあと半分あります。まだ開発を続けていますし、アプリリアのバイクの理解も引き続き進めています。ミゲルは素晴らしいライダーで多くの経験を持っています。まだ今年は彼と共に多くを学ぶ機会があると思っています。まだ多くのレースが残っていますし、ファクトリーチームと一緒にバイクの開発を続けていきますし、どんどん彼自身も良くなっていますからね。」