アレックス・ロウズとアクセル・バッサーニは、シーズン第10戦の舞台であるアラゴン・サーキットに向かう。クレモナとは対照的な特徴を持つモーターランド・アラゴンは、彼らにとって再び表彰台とポイント獲得のチャンスを提供する。アラゴンは、現代のWorldSBKの中でも全長5.077kmと長めのサーキットだ。高低差や広いシケイン、そして長いバックストレートと、最終左コーナーがライダーをスタート/フィニッシュラインへと導く。特に最終セクションは難易度が高い。

ロウズはこれまでにアラゴンで4度表彰台に立ち、今季も開幕戦フィリップアイランドでの2勝を含む11回の表彰台を獲得している。一方のバッサーニは、カワサキでアラゴンを走るのは初めてだが、9月中旬のマニクール戦の後にZX-10RRでテストを行っている。

アレックス・ロウズ

「アラゴンでは自信がありますが、最後のセクター、特に長いストレートが厳しいですね。そこをどうクリアできるかをしっかり見極める必要があります。T1からT11まではバイクの強みが発揮できるので、そこを活かしていきたいですね。アラゴンは本当に楽しいトラックですが、再舗装されているのでタイヤには厳しいと思います。金曜日から集中して、週末を最大限に活かし、表彰台を狙って戦いたいです。」

アクセル・バッサーニ

「クレモナのすぐ後にアラゴン戦ですが、2週間前にテストをしていて、そこでのバイクの感触は良かったです。同じようなコンディションでレースができることを期待しています。重要なのはスーパーポールの予選で良い結果を出すことですね。予選がうまくいけば、レース全体のペースもかなり良くなると思います。良いスーパーポールを出して、ポジティブなレースにしたいです。」

(Photo courtesy of KRT)