バニャイアもてぎで圧巻の優勝
フランチェスコ・バニャイアは、もてぎでのレースで完璧なパフォーマンスを発揮し、見事な勝利を収めた。彼はこれまでにないスピードを見せ、週末を通して全てが順調に進んだと喜びを語っている。レース中も余裕を持ちながら、ホルヘ・マルティンとのギャップをコントロールし、最後まで速いペースを維持した。
優勝フランチェスコ・バニャイア
「ここまでもてぎでスピードを発揮出来たのは初めてでしたので、嬉しいです。今週末ははじめから完璧な内容になりました。これからのレースでもこういった完璧な週末を過ごしていきたいですね。今日のレースも本当にスムーズでした。素晴らしい仕事をしてくれたチームに感謝です。」
「1.5秒のリードをキープしていたんですが、このギャップを詰めていくにはホルヘはかなりプッシュしないといけないだろうと思っていました。レースの終盤では簡単ではありませんから。終盤は自分がブレーキングで苦戦していたので彼が近づいてきました。そこからペースを少し上げてギャップをコントロールしました。今日のペースは本当に速くて今までのレースよりも速いペースでのレースでした。自分たちトップ4人と後続のライダーとの差を見れば明らかでしょう。バレンシアにもこうした形で向かいたいですね。」
「355km/hからのブレーキングはかなり限界に近いですが、Ducatiのバイクは非常に安定しています。リアタイヤは素晴らしいものの、フロントタイヤはまだ昨年スペックでリアがフロントをかなり押し出している状況です。」
「バレンシアに同じポイントを到達しても問題はないと思っています。2013年にMoto3クラスでは似たような状況が発生していましたけど問題はありません。限界の中で常に転倒したりする可能性はあります。数年前はチャンピオンシップ争いはヴァレ、ダニ、マルク、ロレンソという状況で、ケーシーが登場するまでその流れは変わりませんでした。そして今はまた似たような状況になっていて、自分とホルヘ、そしてマルク、エネアが常にトップ4争いをしているんですよね。」
(Photo courtesy of michelin)