苦戦からの2位表彰台
ホルヘ・マルティンは4列目スタートという厳しい状況から見事に2位を獲得し、表彰台を達成。序盤はマルク・マルケスやエネア・バスティアニーニを抜いてリスクを冒してポジションを上げ、バニャイアに迫る展開となった。終盤にはバニャイアに接近するも、ターン3での転倒の危機やフロントタイヤの問題により、最後のアタックを断念。勝利への一歩届かなかった悔しさを滲ませた。
2位ホルヘ・マルティン
「もしペッコの前でゴール出来たら最高でしたけど、今日は表彰台が目標でした。4列目スタートは大変でしたが良いスタートでした。昨日ほどではありませんでしたけどね。マルク、エネア、ブラッドを抜くのは簡単ではありませんでした。」
「彼らは本当にブレーキングが得意ですから、昨日よりもリスクを取って走行する必要がありました。ペースは本当に良かったんですが、ペッコに接近した時にはフロントに少し問題がある状態でした。残り4周ほどまでは接近出来たんですが、ターン3で転倒しそうになって無理はしないことにしたんです。接近していく中でペッコがターン11で2回ラインを外すのが見えたので、彼も限界なのだとわかったんです。ただ接近する過程でアタックするチャンスはありませんでしたね。」
(Photo courtesy of michelin)