全力を尽くしたので満足

ジャック・ミラーは、霧やスプレーにより視界が悪い中でのレースが「カオスだった」と振り返りつつも、4位でフィニッシュした。序盤でマルク・マルケスが転倒し3位に浮上するも、フロントタイヤの過熱によりペースが落ち、最終的に限界を迎えたタイヤが追い上げを許す形となった。表彰台にはあと一歩届かなかったが、全力を尽くしたレースに満足感を示した。

ジャック・ミラー

「良いレースでしたが長く感じましたし、最初の数周は霧やスプレーで視界が悪くカオス状態でしたね。4位まで上がりマルクが転倒してからは3位に浮上したんですが、フロントタイヤが過熱してしまい速度が落ちていました。残り3周でタイヤが限界に達して追い上げられてしまったんです。表彰台に上がりたかったですが、全力を尽くしたので満足しています。ペースも安定していたんですが、順位を上げるための追い上げがタイヤに負担をかけすぎたのかもしれません。」

(Photo courtesy of KTM)