マルケスは2013年のMotoGPデビュー以来、10年以上にわたってレッドブル(Red Bull)の支援を受け続けてきた。2024年、ホンダからグレシーニ・レーシングへの移籍後もこの関係は続いていたが、2025年にマルク・マルケスがDucatiファクトリーに移籍するに従い、両者の契約は終了する。

これはレッドブル(Red Bull)にとってはライバルメーカーであるモンスターエナジーがDucatiファクトリーチームのスポンサーであるためだ。なお、先月のプレシーズンテスト時点でマルク・マルケスのギアからはレッドブル(Red Bull)を含む彼の個人スポンサー企業のロゴは確認出来ていなかった。マルク・マルケスはオーストリアのザルツブルクにあるレッドブル(Red Bull)の「ハンガー7」で開催されたイベントにてレッドブル(Red Bull)との契約解消について語った。

マルク・マルケス

「これがレッドブル(Red Bull)との最後のイベントになります。Ducatiには別のスポンサーがいるため、レッドブル(Red Bull)との契約を継続することはできません。レッドブル(Red Bull)ファミリーには心から感謝しており、これからも友好関係が続くことを願っています。」

「自分はチャンピオンチームに加わるわけです。プレッシャーをすでに感じていますが、これは自分が望んだことです。ホンダでの快適な環境を離れる必要があると判断した結果です。Ducatiファクトリー加入の機会を得られたので、挑戦することにしたわけです。」

「来年はこれまでとは異なるアプローチが求められるでしょう。ホンダでは自分がナンバーワンでしたが、Ducatiではペッコが過去数年で多くの勝利を収めています。チーム内での自分の役割を理解し、新たな方法で貢献する準備ができています。」

(Photo courtesy of michelin)