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Prima Pramac Yamaha MotoGP 2025年MotoGP開幕戦に向け準備完了

2025年MotoGP世界選手権の開幕戦、タイGP(ブリーラム)を目前に控え、Prima Pramac Yamaha MotoGPのジャック・ミラーとミゲル・オリベイラがついに新たなシーズンへ挑む。

昨シーズン、MotoGPライダーズチャンピオンのタイトルを獲得し頂点に立ったプラマック・レーシング。2025年シーズンからはPrima Pramac Yamaha MotoGPとして、YZR-M1を駆り、新たな戦いに挑む。

ヤマハのセカンドファクトリーチームとしての責任と誇りを胸に、チーム代表パオロ・カンピノーティ率いるこのプロジェクトは、「プラマック・レーシングとヤマハを再び世界の頂点へ導く」という明確な目標を掲げる。

冬季テストではセパンとブリーラムで順調にデータを蓄積。チームディレクターのジーノ・ボルソイのもと、ミラーとオリベイラはYZR-M1への適応を進め、開幕戦に向けて万全の準備を整えた。

ジーノ・ボルソイ(チームディレクター)

「プレシーズンテストでは、ヤマハとの新たな挑戦に対し、非常に前向きな兆しが見え始めています。テストを通じて、ライダーたちがYZR-M1にできる限り早く適応するために必要な課題が明確になっただけでなく、ヤマハ側も彼らの特徴に合わせた調整を進めています 。」

「もちろん、まだ取り組むべき課題は多く残されていますが、最初の段階としては非常に良好な結果が得られています。特にブリーラムでの最後の2日間のテストは順調に進み、ミラー選手とオリベイラ選手の双方が良いフィーリングを得ることができました。 」

「今後の課題としては、3週間前のテストタイムを更新することはもちろん、バイクの進化を着実に進めていくことが挙げられます。プラマック・レーシングにとっても、ヤマハにとっても、これはまったく新しいプロジェクトですが、すでにその成果が現れ始めています。 」

「また、今シーズンは新たなライダーラインナップも大きなポイントとなります。ジャック選手とミゲル選手は、それぞれ異なるライディングスタイルやアプローチを持っていますが、どちらも非常に優れたマインドセットと強いコミットメントを持っています。 」

「バルセロナでYZR-M1に初めて乗ったときとはすでに状況が変わり、バイクも進化し、ライダーたちの適応も進んでいます。 二人ともチームにとって非常に重要な存在であり、このプロジェクトに大きく貢献してくれるものと確信しています。」

ジャック・ミラー

「新しいシーズンが始まることにとても興奮しています。タイでの開幕戦は特に楽しみにしており、数週間前にブリーラムでテストを行ったばかりなので、コースの感触もつかめています。 プレシーズンテストの結果も非常に良好で、実際のレースでYZR-M1がどのようなパフォーマンスを発揮できるのか、非常に楽しみにしています。グリッドに並び、他のライダーたちと競い合う瞬間が待ち遠しいです。 」

「冬の間にバイクへの理解も深まり、YZR-M1をより自在に操れる自信がついてきました。また、プラマック・レーシングのガレージに戻ることができたことも、とても嬉しく思っています。チームの雰囲気も素晴らしく、非常に前向きな気持ちです。 」

ミゲル・オリベイラ

「今シーズンの開幕を迎えるにあたり、大きな期待と興奮を感じています。Pramacに加入し、ヤマハとともにこの新たな挑戦を始めることは、私にとって大変貴重な機会であり、大きな挑戦となります。」

「チームとともに成長し、レースごとに進化することを目指して懸命に取り組んでいます。そして、一刻も早くコースに出て、さらなる向上を図りたいという気持ちです。さらに、**ブリーラムでの開幕戦が自分にとってMotoGP通算100戦目となることも、非常に特別な瞬間となります。」

「これまでのキャリアを振り返り、誇らしい気持ちになるとともに、これからのレースに向けてさらに努力を重ねる強い意欲が湧いています。」

(Photo courtesy of Pramac)

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