フランコ・モルビデリが、2026年もペルタミナ・エンデューロVR46レーシングチームから参戦することが正式に発表された。これにより、同チームはファビオ・ディ・ジャンアントニオと共に来季のラインアップを確定させた。

2025年からチームに加わったモルビデリは、アルゼンチンとカタールでの決勝レース表彰台に加え、カタールとハンガリーでのスプリント表彰台も獲得。既にシーズン序盤から好成績を収めており、その成果が今回の契約延長に直結した。

モルビデリはVR46ライダーズアカデミーの最初のメンバーであり、2017年にはMoto2クラスでワールドチャンピオンを獲得。MotoGPでは7シーズンにわたり3勝、6度の表彰台、2020年のランキング2位など輝かしい成績を残してきた。

フランコ・モルビデリ

「このチームへの愛情はとても深いです。ここでの居心地は最高で、チームの全員と素晴らしい関係を築けています。来年もペルタミナ・エンデューロVR46レーシングチームで走れることを嬉しく思いますし、こんなに特別なことを発表できるのは本当に素晴らしいです。今年経験したような素敵な日々を、これからもたくさん積み重ねていきたいです。それに値する努力をしてきましたし、約1年半あるこの時間で、チームとして持っている大きなポテンシャルをさらに示していきたいです。ヴァレ、ウッチョ、パブロをはじめ、パートナーやVR46ライダーズアカデミー、自分を支えてくれている全ての人に感謝しています。」

アレッシオ・サルッチ(チームディレクター)

「来季もフランコと共に戦えることを発表できて嬉しいです。彼は加入当初からチームにすぐ馴染み、素晴らしい人間関係とプロフェッショナルな関係を築いてきました。それが結果に繋がったのです。彼はVR46ライダーズアカデミー創設時からのメンバーであり、VR46のカラーを身にまとうことには特別な意味があります。今年は決勝で2回、スプリントで2回の表彰台を獲得し、我々の可能性を示しました。シーズン終盤、そして来年に向けてさらに成長していくことが目標です。彼の豊富な経験はチームにとって大きな財産であり、我々のノウハウ、そしてドゥカティのサポートと合わせて、2026年もこの旅を一緒に続けていけることを楽しみにしています。」