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サンマリノGP FP1でフランコ・モルビデッリがトップタイムを記録 MotoGP2025

フランコ・モルビデリ(プルタミナ・エンデューロVR46レーシングチーム)が母国ファンの前で完璧なスタートを切り、ミサノFP1でトップタイムを記録した。セッション終盤にはVR46による1-2体制が見えていたが、ファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)が最後に2番手へ飛び込んでこれを阻止。トップ17台が1秒以内にひしめく接戦の幕開けとなった。

モルビデリはセッション残り10分でタイムを更新し、クアルタラロに0.25秒の差をつけてP1を確保。VR46のファビオ・ディ・ジャンアントニオが3番手に入り、チームとしても好発進を決めた。なお、モルビデリは最終アタック中の10コーナーで転倒したが、大事には至らなかった。4番手にはカタルーニャGP勝者のアレックス・マルケス(BK8グレシーニ・レーシングMotoGP)が入り、ポイントリーダーのマルク・マルケス(ドゥカティ・レノボ・チーム)に打ち勝った。

ホンダ勢では、ルカ・マリーニ(ホンダHRCカストロール)が新型リアエアロとエキゾーストを搭載し、自身のホームレース初日のセッションでトップとなる6番手を獲得。7番手にはペドロ・アコスタ(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)が入り、KTM勢最上位。8番手にはマルコ・ベッツェッキ(アプリリア・レーシング)が入り、RS-GP勢では最上位につけた。その後ろにはラウル・フェルナンデス(トラックハウスMotoGPチーム)、ホルヘ・マルティン(アプリリア・レーシング)が続く。マルティンにとってはアプリリアで走行経験のある初めてのサーキットでの復帰戦となった。

注目のヤマハ新型V4エンジン搭載YZR-M1は、グランプリ仕様として初の実戦投入。アウグスト・フェルナンデス(ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チーム)がワイルドカード参戦中だが、セッション中盤、クエルチャ手前の7コーナーでマシンがストップし、リズムを崩した。それでもトップから1.196秒差の21番手でセッションを終えている。

サンマリノGP FP1結果

順位ゼッケンライダー名メーカータイム最高速度
1位21フランコ・モルビデッリDUCATI1'31.342298.3km/h
2位20ファビオ・クアルタラロYAMAHA1'31.591295km/h
3位49ファビオ・ディ・ジャンアントニオDUCATI1'31.596300.8km/h
4位73アレックス・マルケスDUCATI1'31.600297.5km/h
5位93マルク・マルケスDUCATI1'31.611300.8km/h
6位10ルカ・マリーニHONDA1'31.613302.5km/h
7位37ペドロ・アコスタKTM1'31.663301.6km/h
8位72マルコ・ベッツェッキAPRILIA1'31.675300km/h
9位5ラウル・フェルナンデスAPRILIA1'31.809296.7km/h
10位1ホルヘ・マルティンAPRILIA1'31.840300km/h
11位63フランチェスコ・バニャイアDUCATI1'31.929300km/h
12位36ジョアン・ミルHONDA1'31.978300km/h
13位43ジャック・ミラーYAMAHA1'32.015297.5km/h
14位88ミゲル・オリヴェイラYAMAHA1'32.017298.3km/h
15位23エネア・バスティアニーニKTM1'32.159299.1km/h
16位54フェルミン・アルデゲルDUCATI1'32.285296.7km/h
17位12マーべリック・ビニャーレスKTM1'32.306295.8km/h
18位42アレックス・リンスYAMAHA1'32.471295.8km/h
19位79小椋 藍APRILIA1'32.509295.8km/h
20位33ブラッド・ビンダーKTM1'32.510301.6km/h
21位7アウグスト・フェルナンデスYAMAHA1'32.537292.6km/h
22位5ヨハン・ザルコHONDA1'32.924299.1km/h
23位35ソムキャット・チャントラHONDA1'33.584296.7km/h

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