
2026年のFIMスーパーバイク世界選手権に向け、パタ・マクサス・ヤマハが今季仕様のR1を正式公開。11年目のシーズンを迎えるヤマハ・モーター・ヨーロッパとクレセント・ヤマハのファクトリー体制は、イタリアのアンドレア・ロカテッリと新加入のシャビ・ヴィエルへを中心に新たな挑戦に挑む。
技術開発の中心となるのは、ヤマハR&Dヨーロッパ(イタリア・ジェルノ・ディ・レスモ拠点)によるモータースポーツ部門。勝利のためにあらゆる要素を最適化する取り組みは、今季も徹底されている。
アンドレア・ロカテッリ
「2026年のWorldSBKシーズンをパタ・マクサス・ヤマハとともに迎えられることにワクワクしています。ここまで長くヤマハと共に戦ってきて、R1の強みも改善点も理解しています。今年はより大きなステップを踏むために、チーム全体で冬の間ずっと努力してきました。新しいチームメイトのシャビと互いに切磋琢磨しながら、マシンと自分自身の力を最大化していきたい。目標は表彰台に毎戦立つこと、そして優勝争いに食い込むことです。2025年はランキング3位にあと一歩届きませんでしたが、今季はその壁を超えるつもりです。フィリップアイランドで再びバトルができる日が待ち遠しいですね。」
シャビ・ヴィエルへ
「ヤマハのこのプロジェクトに加われてとても嬉しいです。すでに素晴らしい実績を持つ勝てる体制であり、何より初日からチームの皆さんが僕を理解してくれて、“家に帰ってきたような感覚”がありました。R1に乗った瞬間からまるで“初恋”のような感覚を覚え、とても自然にバイクと一体になれました。もちろんまだ数日しかテストしておらず、地に足をつけて努力を続けなければいけませんが、すごくポジティブなスタートです。経験豊富なロカテッリから学びながら、僕自身もできる限り早く前を争えるようになりたいと思っています。そして、このチームと一緒に成長していきたい。R1のカラーリングも最高で、フィリップアイランドでこのマシンを走らせるのが待ちきれません。」
ポール・デニング(チーム代表)
「2026年シーズンの開幕を前に、チームの士気は非常に高いです。マシンはヤマハR&Dの開発陣によりさらに進化し、経験豊富なロカテッリと、才能溢れるヴィエルへのラインアップは申し分ありません。競合も強力ですが、我々は“静かな自信”を持って開幕戦に臨みます。」
「ロカテッリには今季も一貫して最高のパフォーマンスを期待しています。速さと経験、特にレース序盤のアグレッシブな走りは、最前線での戦いに必要なものです。そしてヴィエルへとの“ハネムーン期間”が続いていると言ってもいいかもしれませんが、テストで見せた適応力とスピードは本物です。これまでの4年間で結果が出なかった分、強いモチベーションでこのプロジェクトに取り組んでくれており、目標達成も十分可能だと確信しています。」
「そして、我々の活動を支えてくれる全てのパートナーにも改めて感謝を伝えたい。パタ・スナックとの11年目の協力関係をはじめ、マクサス、DP World、iXS、ポントグループ、ヤマハ・インドネシアを含む多くのブランドとともに、我々は共に勝利を目指します。」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。