
2026年FIMスーパーエンデューロ世界選手権第5戦セルビア・ベオグラード大会で、Red Bull KTM Factory Racingのマヌエル・レッテンビヒラーが実戦復帰を果たし、Prestigeクラス総合6位を獲得した。KTM 300 EXCを駆るドイツ人ライダーは3レースすべてでトップ6入りを果たし、残り2戦に向けて貴重な選手権ポイントを積み重ねた。
予選を突破してスーパーポールに進出したレッテンビヒラーは、スピードレンジの高いセルビアのコースでスムーズかつ積極的なアタックを披露。1周のシュートアウトで6番手タイムを記録し、決勝3レースに向けて堅実なゲートポジションを確保した。
レース1では好スタートを決め、オープニングラップを7番手で通過。アシュトン・ブライトモアとの接近戦を展開しながら安定したペースを維持し、最終的に6位でフィニッシュ。優勝者から12秒差と、内容のあるレースを見せた。
リバースグリッド方式となったレース2では2列目スタート。序盤は出遅れた形となったが、1周目終了時にはすでに10番手まで浮上。流れるようなハイスピードセクションで勢いを保ち、果敢なオーバーテイクを重ねて6位に到達。そのままポジションを守り切り、貴重な10ポイントを獲得した。
最終レースではこの日ベストのスタートを決め、序盤は4番手でトップグループと争う展開。高いペースを維持しトップ6圏内をキープしたが、終盤にかけて徐々に順位を下げ6位でチェッカー。それでも3レースすべてで6位を記録する安定したパフォーマンスで大会総合6位を確定させた。




マヌエル・レッテンビヒラー
「再びレースに戻ることができて本当にうれしいです。全体的に見て今夜の内容には満足しています。3レースとも6位というのは悪くない結果だと思います。ペースは十分にありましたし、最近あまりスーパーエンデューロに乗れていなかったことを考えれば、トップとの差もそれほど大きくありませんでした。もちろん改善できる部分はありますが、今回は正しい方向への確かな一歩になりました。残り2戦に向けてさらに積み上げていき、トップ5争いができればと思います。来週イギリスで再び走るのが楽しみです」
総合優勝はビリー・ボルト(ハスクバーナ)が63ポイントで制覇。ミッチ・ブライトモア(GASGAS)が2位、エディ・カールソン(Stark)が3位に入った。レッテンビヒラーは総合30ポイントを獲得した。選手権ランキングではボルトが312ポイントで首位を独走。レッテンビヒラーは89ポイントで11位につけている。

中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近DucatiモンスターS4Rに乗り換えました。