ディ・ジャンアントニオ 波乱の予選を制しポール獲得 ブラジル初戦でQ1組が主役に

ディ・ジャンアントニオが大荒れの予選でポール獲得

2026年MotoGP第戦ブラジルGPの予選は大荒れの展開となり、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(Pertamina Enduro VR46 Racing Team)がポールポジションを獲得した。Q1から勝ち上がったディ・ジャンアントニオは、さらなるタイム更新が見込まれたアタック中に転倒を喫しながらも、1分17秒410でトップを死守した。

2番手には同じくQ1通過組のマルコ・ベッツェッキ(Aprilia Racing)が入り、フロントローを確保。マルク・マルケス(Ducati Lenovo Team)は最初の走行でクラッシュを喫し、わずか0.011秒差の3番手にとどまった。

クアルタラロが新型V4搭載車で2列目最上位

4番手にはファビオ・クアルタラロ(Monster Energy Yamaha MotoGP)が入り、新型V4エンジンを搭載したYZR-M1で圧巻の走りを披露。グランプリ2戦目にして2列目トップという結果を叩き出した。

Q1は転倒続出の中でベッツェッキとディ・ジャンアントニオが突破

Q1では序盤から転倒が相次ぎ、ルカ・マリーニ(Honda HRC Castrol)がクラッシュ。ベッツェッキもフリー走行での転倒に続きプレッシャーのかかる状況だったが、序盤からトップタイムを記録。その後コースオフを喫しながらも首位を維持し、この日の最速ラップをマークした。ディ・ジャンアントニオも続いてQ2進出を決め、土曜に入り一気にペースを引き上げた。

Q2でもクラッシュが相次ぎ波乱拡大

Q2でも混乱は続いた。フランチェスコ・バニャイアがターン9で転倒し、続いてランキング首位のペドロ・アコスタ(Red Bull KTM Factory Racing)もクラッシュ。さらに約30秒後、マルク・マルケスも同じコーナーで転倒を喫した。セッション中盤にはベッツェッキが2番手に浮上し、ホルヘ・マルティン(Aprilia Racing)が4番手に続く。しかしマルティンもアタック中に転倒し、再アタックの機会を失った。

終盤にはディ・ジャンアントニオが自己ベストを上回るペースで走行していたが転倒。さらにイエローフラッグの影響で多くのライダーがタイム更新を阻まれる中、クアルタラロが驚異的なラップで4番手に食い込んだ。

フロント2列は混戦 小椋も6番手に食い込む

最終的にポールはディ・ジャンアントニオが獲得。ベッツェッキに0.070秒差、マルク・マルケスに0.081秒差をつけた。なお、ベッツェッキのQ1でのタイムは予選全体最速だったが、ポールタイムとの差はわずか0.002秒だった。2列目はクアルタラロを先頭に、マルティンが5番手、そして小椋藍(Trackhouse MotoGP Team)が6番手に入り、フロント争いに割って入る位置を確保した。

復帰のアルデゲル7番手 アコスタとバニャイアは後方へ

フェルミン・アルデゲル(BK8 Gresini Racing MotoGP)は負傷から復帰し7番手。アレックス・マルケスが8番手で続いた。アコスタは転倒の影響で9番手スタートとなり、ランキング首位防衛へ厳しい展開となる。

ヨハン・ザルコ(CASTROL Honda LCR)は10番手。バニャイアはタイムを伸ばせず11番手に沈んだ。トプラック・ラズガットリオグル(Prima Pramac Yamaha MotoGP)は12番手でグリッド最後尾の4列目に並んだ。