ミシュラン 2026年フランスGPで3年連続タイトルパートナー ル・マンでMotoGPと情熱の週末へ

ミシュランが、2026年MotoGP第5戦フランスGP「MICHELIN Grand Prix de France」のタイトルパートナーを3年連続で務める。5月8日から10日にかけてル・マンのブガッティ・サーキットで開催される今大会は、ミシュランにとって母国開催となる特別なイベントだ。

ル・マンはフランスメーカーであるミシュランにとって歴史的な舞台であり、MotoGPカレンダーでも最大級の観客動員数を誇る。熱狂的なファン、チーム、そしてグループ社員との強い結びつきが、このイベントを特別な存在にしている。

全長4.185kmのブガッティ・サーキットは、強烈なブレーキングと加速区間が連続するストップ&ゴー型レイアウトを特徴とする。右9、左5コーナーで構成され、特にリアタイヤ右側への負荷が大きい。路面の摩耗性自体は中程度でエネルギー負荷も比較的低いが、高い精度と安定性、そして持続的なグリップ性能が求められる。

さらに、5月のル・マンは天候変化が激しいことで知られ、午前と午後でコンディションが急変することも珍しくない。そのため、幅広い条件に対応できるタイヤ性能が重要となる。

ミシュランは2026年大会に向け、ミディアムとソフト中心のタイヤアロケーションを準備した。フロントにはソフト、ミディアム、ハードの3種類の対称構造スリックタイヤを投入し、各5本ずつ計15本を供給する。

リアには2025年仕様と同じ非対称構造のソフトとミディアムを用意。サーキット特性に対応するため、右側ショルダー部分を強化している。ウエット用のMICHELIN Power Rainタイヤも、ソフトとミディアムの非対称構造仕様となる。

ピエロ・タラマッソ

「フランスGPはミシュランにとって常に特別な瞬間です。自分たちのホームであり、歴史の一部であるサーキット、そして素晴らしい観客の前でレースを行うからです。ル・マンは非常に興味深いコースで、カレンダーの中で最速ではありませんが、高い精度、安定性、そして一貫したグリップ性能が求められます。また、コンディションが非常に速く変化するサーキットでもあり、タイヤマネジメントが極めて重要になります。」

「この状況の中で、我々の目的は幅広い条件をカバーしつつ、ライダーが最大限にポテンシャルを発揮できるアロケーションを提供することです。そのため、ミディアムとソフトを中心とした構成を採用し、温度変化への柔軟な対応を可能にする3種類のフロント仕様と、コース特性に適した実績あるリアタイヤを用意しました。さらに今回は、ミシュランが母国GPのタイトルパートナーを務めた3年間の締めくくりという意味でも特別な大会になります。高品質なパートナーと共に築き上げた協力関係は、このイベントの成功と影響力向上に大きく貢献してきました」

ミシュランは会場内で「MotoGPにおけるミシュランの10年」をテーマにした特設エリアも展開する。MotoGP復帰以降の10年間にわたる技術革新とチームとの協力の歩みをファンに紹介する予定だ。

さらに、昨年好評を博したMotoGPライダー参加型のサイクリングイベントも実施される。5月7日木曜12時30分から13時30分にかけてブガッティ・サーキットで開催され、持続可能なモビリティ推進のメッセージも発信する。

フランスGPは5月8日金曜10時45分のフリー走行1で開幕。午後3時から1時間のプラクティスが行われ、上位10名がQ2へ直接進出する。土曜は予選と13周のスプリント、日曜は27周の決勝レースが実施される。